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「自由」への道 【序】
……重く澱んだ硝煙の彼方、瓦礫と灰と屍の地。
いま此の瞬間にも、「無慈悲」且つ「無意味」な殺戮が繰り広げられているイラク/アフガニスタン。

何故、殺されるのか。何故、殺すのか。

仮に此の刹那的愚問を、大量の返り血によって全身を真っ赤に染め「殺される前に、殺せ」という不条理なる地獄の不文律が命ずるままに、狂気の狭間で辛うじて「生きている」者たちに問うたとしても、彼らは肩を竦めて即座にこう「結論」付けるだけであろう。
……其の問い掛けこそが、「無慈悲」且つ「無意味」であると。


『DAYS JAPAN』掲載 クリス・ホンドロス/在イラク米軍夜間パトロールの惨劇


そして、指し示す。
以下の如く捩じれた虚妄の無残なる形骸を。

「イラク早期撤退はベトナムの混乱招く」米大統領が強調

米ミズーリ州カンザスシティー──ブッシュ米大統領は22日、海外の戦争に従軍した退役軍人の会合で演説し、ベトナム戦争後の混乱を例に挙げながら、イラクからの米軍撤退で予想される代償の大きさを強調し、イラク早期撤退論をけん制した。

ブッシュ大統領は、ベトナム戦争で米軍が撤退したことにより、何百万人もの無実の市民が代償を払わされたと指摘。また、オサマ・ビンラディン容疑者が、米国人はベトナム戦争と同様にイラク政策にも反対して決起するべきだと発言したことを踏まえ、米軍撤退は米国の信頼性を傷つけ、テロリストを勢いづかせると主張した。

ブッシュ大統領はまた、21日のイラクのマリキ首相への不満表明から一転し、「マリキ首相は困難な任務に取り組んでいる好人物だ。首相が続投するかは、ワシントンの政治家らが決めることではない」と、首相支持を強調した。

大統領はさらに、戦時中の日本や韓国やベトナムの共産主義者が、無慈悲な考えで米国人を殺害していたと述べ、アジアでの戦争とテロ対策が「イデオロギーをめぐる戦い」である点で似ているとコメントした。大統領は、戦後の米軍占領を経て自由社会に変貌した日本の前例を指摘し、イラク撤退論も誤りであることが歴史で証明されるだろうと語った。

米政権は、来週予定されている在郷軍事会での大統領演説を前に、イラク政策の進捗報告に関する議論に「より広範な文脈を与える」ことを狙ったとみられる。しかしエドワード・ケネディ米上院議員(民主党)は、ブッシュ大統領の歴史認識に誤りがあると批判。「米国がベトナム戦争で負けたのは、米軍がわれわれが理解していない国で十分な正当性を欠く政府を支持し、身動きが取れなくなったからだ」と指摘した。上院外交委員会のジョー・ビデン委員長(同)も、大統領の政策がベトナム戦争の二の舞を招く方向に進んでいるとの懸念を表明した。 【CNN/AP/REUTERS 2007.8.23】


史上最大の無能大統領ブッシュjr.が「ベトナム戦争の二の舞となる」ことに敢えて言及し、継ぎ接ぎだらけの出鱈目な「根拠」(本人は至って「本気」であろうが)によって「否定」せざるを得ないのは、其の「泥沼化」の様相が酷似してきたことに留まらず、打開に向けた展望さえも既に尽き果て、此のイラク侵略/占領が完全な失敗に終わること、つまりは此の戦争に「勝てない」ことを「自覚/予測」していることに他ならない。

そもそも米国の「テロとの戦い」とは、“我々”に抗う者は全て敵であり、彼らを殲滅しなければ“我々”こそが「与える」ことの出来る「自由」を人類全体で共有することが叶わない、という狂った論理の上に展開されている。よって、暴力的手段を持つ者も持たざる者も「テロリスト」と見做した者と同じ人種/宗教であれば問答無用で排除する特権を有し、人間の生死に関わらず、あらゆる価値/判断基準は「神の使者」である“我々”が決定し、処理することを「宣言」しているに等しい。
「テロリスト」の巣食う周辺で生活する者も「異分子」が一人でも存在すると“我々”が推察すれば、病院であろうと学校であろうと無差別に爆弾を撃ち込むことが許される。
例え、砲弾の巻き添えとなった無辜の子どもたちの屍が幾ら築き上げられようとも、“我々”が解放する「自由」を享受するためには致し方ない犠牲/殉教者なのである。

“我々”は「神を知らない者」たちのために、崇高なる「大義」実現のために、此の生命を懸けて銃口を向けている。現代の世に甦る“我々”伝道師を遮り/刃向かうことは「神」への冒涜と同義であることを心せよ。


……嘗て凄まじいまでの虐殺/陵辱/略奪によって、イスラムの地を血の海に変えたキリスト教の暴力装置「十字軍」は、史上最大の破壊力を具えた覇権国家アメリカの殲滅機械として甦り、現代のドン・キホーテ/ジョージ・ウォーカー・ブッシュの無残なる妄想のままに、血に飢えた「十字軍」として再び其の残虐性を顕にして、未曾有の地獄絵図を今も地上に展開し続けている。

既に「結末」の明らかなイラク占領政策の破綻について、「共産主義=自由主義の敵」という懐古的イデオロギー対立の概念をも墓場から掘り起こし、此の先延々と呪縛され続けるであろうイラク侵略の腐敗した「大義」を欺瞞に満ちた観念論のみによって相対化/虚飾化し、後に「歴史で証明される」戦争責任論の回避を目論むという卑劣さは、メディア・コントロールによる大衆操作によって「国民」諸共崩壊したナチス・ドイツ/天皇制軍国主義ニッポンなどの狂信的国家群、並びに現時点での独裁国家の「象徴」北朝鮮の混迷/狂乱の崩壊過程/末路と何等差異は無く、破滅する其の時まで覇道を突き進む「帝国アメリカ」の末期的症状を露呈するものでしかない。

「世界の警察国家」とは所詮エゴイズム剥き出しの「自警国家」に過ぎないのであり、手前勝手な「自由」「神」「正義」の名のもとに平然と他国を侵犯することも厭わない「無慈悲」且つ「無意味」な暴力の独占が、最終的には自らの体内を蝕み自滅して果てることは、血迷ったブッシュjr.が下記の発言で「例え」に挙げた大日本帝国、ナチス・ドイツ、ソ連等が辿った史実を視れば明らかなのである。

■米大統領演説の日本関連部分(要旨)

ある晴れた朝、何千人もの米国人が奇襲で殺され、世界規模の戦争へと駆り立てられた。その敵は自由を嫌い、米国や西欧諸国への怒りを心に抱き、大量殺人を生み出す自爆攻撃に走った。

アルカイダや9・11テロではない。パールハーバーを攻撃した1940年代の大日本帝国の軍隊の話だ。最終的に米国は勝者となった。極東の戦争とテロとの戦いには多くの差異があるが、核心にはイデオロギーをめぐる争いがある。 日本の軍国主義者、朝鮮やベトナムの共産主義者は、人類のあり方への無慈悲な考えに突き動かされていた。イデオロギーを他者に強いるのを防ごうと立ちはだかった米国民を殺害した。

第2次大戦に着手した時、極東の民主主義国は二つしかなかった。オーストラリアとニュージーランドだ。日本の文化は民主主義とは両立しないと言われた。日本人自身も民主化するとは思っていなかった。 結局、日本の女性は参政権を得た。日本の防衛大臣は女性だ。先月の参院選では女性の当選が過去最高になった。
国家宗教の神道が狂信的すぎ、天皇に根ざしていることから、民主化は成功しないという批判があった。だが、日本は宗教、文化的伝統を保ちつつ、世界最高の自由社会の一つとなった。日本は米国の敵から、最も強力な同盟国に変わった。

我々は中東でも同じことができる。イラクで我々と戦う暴力的なイスラム過激派は、ナチスや大日本帝国や旧ソ連と同じように彼らの大義を確信している。彼らは同じ運命をたどることになる。 民主主義の兵器庫にある最強の武器は、創造主によって人間の心に書き込まれた自由を求める欲求だ。我々の理想に忠実であり続ける限り、我々はイラクとアフガニスタンの過激主義者を打ち負かすだろう。 【朝日新聞 2007.8.24】


妄想の只中で溺れ続けるブッシュJr.が、最近「魅力を感じている」のはヒロシマ/ナガサキへの原爆投下を決定した鬼畜ハリー・S・トルーマン だという。無智無能故に状況判断を誤り続けた同種の殺戮者として、凡庸ブッシュJr.が卑しい「共感」を覚えるに相応しい人物といえよう。

発端の「敵は自由を嫌い、米国や西欧諸国への怒りを心に抱き」という箇所から既に捏造だらけのデマゴギー全開なのだが、侵略された側であるアジア諸国の「怒り」ならともかく、欧米帝国主義国家に出遅れながらも嬉々として植民地政策に乗り出した天皇制軍国主義国家ニッポンが、何故同様にアジアの利権を貪ろうとしたアメリカに対して「怒り」を覚えなければならないのか。「極東」の後進国「大日本帝国」が不遜にも「神の国」を名乗り、身の丈に合わぬ膨張主義によって我が物顔でアジア諸国を食い荒らすのを欧米が「邪魔」したために、急遽「大東亜共栄圏」という虚栄の大義名分を掲げ、卑小なる「仕返し」を計っただけであり、此の程度の脆弱国家に「怒る」資格などあろうはずがない。日米に於ける太平洋戦争とはアジアの覇権を奪い合う醜い「痴話喧嘩」であり、双方とも崇高な「イデオロギー」とは全く無縁の私利私欲剥き出しの「侵略国家」が衝突した結果に過ぎないのであるから。


……「イデオロギーを他者に強いるのを防ごうと立ちはだかった米国」は、己ら自身の「イデオロギーを他者に強いる」ために、日本/朝鮮/ベトナムに於いて無差別殺戮を繰り返したが、属国化したニッポンを唯一の例外として其の目論見は頓挫し続けた。

「日本は宗教、文化的伝統を保ちつつ、世界最高の自由社会の一つとなった」などと、極右/安倍晋三一派や似非右翼/反動が聴いたら泣いて悦ぶ「おべんちゃら」を頂戴しているわけだが、単に過去の栄光を持ち出すことでイラク侵略を「正当化」するという論旨自体が完全に破綻した此の無智蒙昧なる言説を視るかぎり、ブッシュjr.一派には最早煽動工作に掛ける智慧も余力も残っておらず、其の憔悴と焦りがかえって覇道が完全に挫折したことを露呈し、最終的には全ては「暴力をもって制す」という極めて残忍で杜撰な「大義」の傲慢さを浮き彫りとする。

従属国ニッポンの馬鹿政治屋どもが「最も強力な同盟国」というブッシュjr.の「おべんちゃら」を真に受け、人殺しの片棒を担ぐために訳も解らずに「テロとの戦い」など連呼して、其の見事な間抜けぶりで相も変わらず世界中の失笑を買っている現状は薄汚い事この上無い。だが、地獄の門前で「正義」「自由」を叫びつつ、他国自国を問わず人間を殺し続けるブッシュjr.一派の「狂気」に追随するうちに矮小なる小心者どもは恐れ慄き、地獄へ堕ちる一歩手前で泣き叫ぶのは眼に見えており、打算的な「テロ特措法」などという幼児紛いの飯事はさっさと撤回した方が身の為であるといえる。

イラク占領の完全なる失敗によって苦境に立つ己を何があろうと擁護するポチ国家を心中では嘲笑/軽蔑しながらも、プロパガンダとしての利用価値の高さを認めて何かと「例え」に出すブッシュjr.一派の思惑が「理解」できるはずもなく、小泉純一郎や安倍晋三等が代表するブッシュjr.と同類の能無しどもは、日米関係が良好であれば「世界」は良くなると何時まで経っても馬鹿を晒し続けるのである。逆に捉えれば、「属国」としての安泰たる地位が揺らぐことはないため、親分の袖を引っ張りつつ中国/朝鮮等に睨みを利かせるには何かと好都合というところだが、どこまでもブザマである。



……イラク/アフガニスタンの地で「自由」を奪われ続けている人々は、逃げ場を失い荒れた地を延々と彷徨うか、武器を手に己の死を代償として抗うしか、道が残されていない。だが、嘗ては極限にまで追い詰められた人間の真の「自由」「解放」に繋がる抵抗運動であった「レジスタンス」の理想は現代では見る影も無く、宗教的/人種的な問題を抱え込んで雁字搦めになった抵抗者は、飛躍的に殺傷能力をあげた爆弾を抱えて、罪無き人々を大量に巻き込んで、「無慈悲」且つ「無意味」な「自爆」攻撃を繰り返すのみだ。

「民主主義の兵器庫にある最強の武器は、創造主によって人間の心に書き込まれた自由を求める欲求」などと、暴力信仰者ならでの表現によって「自由」を蹂躙するブッシュjr.を「打ち負かす」手段は、揺るぎ無き大義でも、未来無き暴力でもないことは、視えない「敵」に怯えつつ自傷行為を続けるアメリカの有り様が何よりも雄弁に物語っている。

【この項続く】



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コメント
安倍が陰でヤクザを使ってどれだけひどい強盗や殺人をやっているかということを知っているヒトは少ない。民主主義というものは結局公務員や代議士がそれを使って栄耀栄華を送るための犯罪道具なのだ。だから、ビンラディン顔のキリストがあって、とてもいいと思う。むしろ、現代にはとてもマッチしている絵だね。ビンラディンのほうが、今の邪悪な政府の連中よりもよほどちゃんとしたことをやっている。今の公務員や議員や大臣などはさんざん汚職をしたりごまかしやだましをやったりして国民を長い間欺いてきた。社会保険庁なんて四十年以上にわたって国民の年金を横領して彼らのポケットにネコババしていたのだ。さらに、強制的に新井泉さんのような罪のないヒトを監禁虐待して、食事や睡眠まで奪い取って虐殺することまでやっている。こんな凶悪な公務員や取り巻きに天誅を下すのは、やはりビンラディンのような神の戦士だよ。
| 新井泉さんを救う会 | 2007/09/01 6:22 AM |

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